そもそも保険の母体とは

保険をその原理のうえから考えた場合には、確率論の基本法則である大数の法則の考え方に基づく仕組みとも言えます。この大数の法則とは、18世紀に確立された定理です。そもそも保険の母体となるものは、古代ローマにおけるコレギウムと呼ばれる同業者葬儀組合や、中世・近世ヨーロッパにおけるギルドと呼ばれる各種商工業者団体などにみられるようです。それから、資本の蓄積が進んでいった貿易業者たちの間で金融取引の高度化が進み、14世紀後半のイタリア諸都市において始まった海上保険が、今日の保険契約とほぼ同じ仕組みだとされています。日本にも、古くから保険に類似した仕組みは多々あったようです。ただ、今日の保険に関しては、明治維新のときに欧米の保険制度を導入して始まったものといわれています。

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